城塞幼女
シルヴィア
〜未知のスキルと魔術を使って見捨てられた都市を繁栄させます〜
私は城塞の“あるじ”です。
STORY
シルヴィアは歴代魔獣討伐筆頭魔術騎士である公爵家の第一令嬢。だが授けられたスキル「魔物を倒すと魔力が溜まる」がハズレと見なされ、齢七歳にして領地の端にある廃墟化した城塞へ厄介払いされることに。しかしシルヴィアはそんな仕打ちもどこ吹く風と、マイペースに数匹の家畜と荷車で城塞に出発。そこに元騎士のエドワード、元服飾職人の少女ジーナが加わり城塞都市を目指すことになる。果たして彼らの旅路の果てに待つ城塞は、いかなる場所なのであろうか──。
2024年10月15日ごろ発売
本体価格800円+税
登場人物
シルヴィア
七歳。公爵家の第一令嬢だったが、七歳の時に教会で判明した『魔物を倒したら魔力が溜まる』というスキルが家族から外れスキルと見做され、厄介払い同然に屋敷を追放される。餞別として国外れの「城塞」獲得したのでそこに向かうことに。
エドワード
元近衛騎士。上司からあらぬ疑いをかけられエリート街道を外れた彼は人間不信となり、家を出奔し流浪の旅に出る。旅先にて城塞に向かい一人で旅をするシルヴィアに声をかけたことをきっかけに、彼女と行動を共にすることになる。
ジーナ
幼い頃に孤児となりある一家の世話になっていた、道具同然に飼い殺されることに疑念を抱き無一文で逃げるように家を出る。頼る宛てもなくなく途方に暮れていたところにシルヴィアとエドワードに出会い、旅の仲間となる。
カロージェロ
城塞にて城主となったシルヴィアの元に現れた美形の神官。シルヴィアに対する態度を胡散臭く感じたエドワードと犬猿の仲となる。この確執がある事件を招いてしまうのだが……。
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